栂池周辺
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 栂池自然園
栂池高原にかかるゴンドラリフト「イブ」と栂池ロープウェイを乗り継いだところの、標高1900mに広がる日本有数の高層湿原です。
ミズバショウ湿原、わたすげ湿原、浮島湿原、展望湿原と名づけられた約100haに及ぶ園内には、一周約5.5kmの木道がめぐらされています。
6月のミズバショウ、7〜8月のワタスゲ、チングルマ、ニッコウキスゲは見事です。
大雪渓を展望する展望湿原までを一巡する遊歩道は、標高差100m。

 塩の道散策
千国コース・・・・・・・・・ファミリー向き(往復約6・5時間)
松沢口から小谷郷土館までは最も整備された道で、5月の塩の道祭りでも歩く人気のコース。
道中の安全を願った観音像が並ぶ百体観音や牛と牛方が一緒に泊まった牛方宿、牛馬の水飲み場だった弘法の清水など、千国街道のなかで一番往時の雰囲気を残すところ。
この他、千国番所跡、小谷郷土館など昔の情緒をたっぷりと偲ばせてくれます。
天神道コース・・・・・・・ファミリー向き(往復約4・5時間)
湯原から島の集落を結び、昔の「塩の道」の形をよく伝えるコース。
猫鼻石仏群にはじまり、この辺りボッカ宿があったという砂山の石仏や、春は一面にカタクリの花が咲き、明星山が見える城の越、そして三峰様のたたずむ不思議な安らぎの空間。
明るい緑のトンネルを抜け、杉木立のなかを気軽に歩ける散歩道です。
地蔵峠コース・・・・・・・健脚向き(往復約4時間)
地元では大峠といい、古くは三坂峠と呼ばれた官道で、武田・上杉の合戦にまつわる歴史の道である。
峠の頂は千国街道の最高地点(標高1,215m)で、この長い急坂は、よくも牛や牛方、冬のボッカが登ったと驚くばかり。古道の雰囲気を残す山道沿いの雪つばきや原生林、休憩地の地蔵堂は風がさわやかです。
三坂峠からは日本海、能登半島、北アルプスも見渡せます。
歩ける期間は6月〜10月に限られます。
大網峠越えコース・・・健脚向き(往復約9・5時間)
越後の山口関所跡から大網峠(標高840m)を越え、江戸の中期から荷継ぎ場としてにぎわった大網部落を結ぶコース。
地蔵峠越えにかわって主街道となった長い歴史と難路による犠牲を物語るように道沿いには石仏や石塔が多い。大網峠を境に上り下りの急峻な坂道で、日本海をのぞみ、ブナの原生林のなかを行く健脚向きコース。
※歩ける期間は6月〜10月。かなり起伏のきついコースです。慎重な事前準備とゆとりをもった計画で望みましょう。
---塩の道--- 糸魚川から松本城下まで約30里(120km)を結び、信州側で「糸魚川街道」、越後側で「松本街道」と呼ばれた千国街道は又の名を”塩の道”といわれています。
戦国時代、上杉謙信がこの道を経て、仇敵武田信玄に塩を送ったという「義塩」の有名な故事によるものです。また、松本藩では他からの塩の購入を禁止し”北塩”といって糸魚川から千国街道経由のみ許可したため、日本海側からは塩をはじめ海産物、信州からは麻やたばこを積んだ牛馬やボッカと呼ばれる人たちが盛んに行き交いました。この道がまさに「塩の道」と呼ばれるゆえんです。
それは華やかな大名行列などの往来もない生活物資運搬のための経済路線、いわば汗のにじんだ庶民の道として明治の時代まで続きました。
白馬大池
白馬連峰の乗鞍岳(2473m)の山頂西側、標高2380mの高山湖です。
池の辺りには、雪田が残り、お花畑が広がります。栂池自然園からなら、片道3時間で十分日帰りもできます。
栂池自然園からは、樹林帯を1時間登って天狗原の湿原にでます。湿原には、ワタスゲ・タテヤマリンドウなどが咲きます。天狗原からは巨岩の上を渡るように登る山道を2時間ほど行くと白馬大池に着きます。


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